7つの習慣 格主義の回復 スティーブン・R.コヴィー覚えていますか?「まず理解に徹し、そして理解される」

コロナ影響で、ZOOMなどのWEB会議に変わって久しい。コロナ前までは、会議室に20人ほど集まり、プロジェクターを見ながら週次会、検証会、検討会といわれる会議をおこなってきた。もう,そのような会議は、必要ないかの如く開催していない。ZOOMなどのWEB会議の良い点は、発言者の声がよく聞こえること。

会話として以前よりも成りたっていると感じるが、以前よりもまして「聞く」に徹することの重要性だ。7つの習慣のうちの5番目の習慣「まず理解に徹し、そして理解される」だ。傾聴の方法が大切だと説いている。「あるある」なのだが、誰かが発言している時に最後まで話を聞かず話をさえぎってしまうことがある。自分も含めて年齢の高い人、管理者が多いと感じる。

私たちは人の話を聞きながら、自分の経験を発言者の話に重ねてしまい、同意ならまだしも、反対したり、自分の視点から質問したり話をさえぎってしまうのだ。話手は話をしても、理解してもらえなかったと感じてしまう。最悪の場合は、「頭ごなしに」という表現がついてしまう。

親子の会話によくみられる特徴である。ZOOMなどのWEB会議はこのだれかの発言に対して誰かの話のさえぎりがこれまで以上に目立ってしまう。発言者の表情が分かりやすいとわかりにくい場合があり、発言者の「心の機微」に気づけない場合も多い。話の聞き方の最高レベルは、「共感による傾聴」であるという。

必ず会議や、人と人、チームメンバーとの会話では聞く「スイッチ」をいれていたかどうか、振り返る必要がある。話を聴いてくれる人という、人格を作らなければならない。

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