武器としての組織心理学 人を動かすビジネスパーソン必須の心理学 追記 部下の方がどのようにリーダーに対して主張するか?

とても参考になったのでメモとして追記です。組織のリーダーの方は、以下のような行動を部下の方がした場合どのように感じますか?

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 部下の影響戦略で、上司(リーダー)の評価が表れる

部下の影響戦略とは、部下の方がどのようにリーダーに対して主張するか?という視点でその行動パターンを体系化して説明しています。

  • 合理性:事実にもとづく証拠や専門的な情報を提示して、論理的に説明する。
  • 情熱性:熱意を込めて、相手の価値観や、理想に訴えかける。
  • 相談性:意思決定や計画立案への参加、あるいは支援やアドバイスを求めたりする。
  • 迎合性:上司の機嫌を伺い、意見に同調する。偽の「民主主義」的なふるまい。
  • 交換性:承諾してくれたら、次は必ず援助すると約束する。昔の恩を思い出させる。
  • 個人性:要求する前に、個人的な関わりを持ち出して依頼をする。
  • より上の権威性:より高い権威者の支持、ルールや習慣などを盾にして訴える。
  • 主張性:従うべきルールを指摘し、繰り返し要求する。時には脅しや圧力を含む。
  • 結託性:同僚や自分の部下の指示を取り付けて訴える。

部下の影響戦略で、上司(リーダー)の評価が表れるということなので、どのように主張されたかということは、そのリーダーに対する部下、組織のコンディションと、リーダーへの信頼関係の表れと思わなければなりません。リーダーとして自分を客観視し、みつめなおす機会が必要なんですね。

器としての組織心理学の話の始まりはこちら

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